展開もそろそろ限界

暇つぶしに原作ハルヒを見ています。*1
憂鬱・溜息・消失を購入して、残りは図書館。

確かに話は面白いのですが、これ単体でああまで人気が出たかというと疑問ではあります。この辺りは作者も認識しているようですが。
読み進めていくと、どうも長門萌えに進んでいるとしか思えない展開なのが。ドラえもんではドラえもんが主人公ではなくのびたが主役となっていて、これもそういう感じなのかなと思っていたのですが、だんだんとハルヒの存在が符号のようになってきていていいのかよという思いがあります。

続編への期待が多い中、最終巻から数年立ち作者にも続編製作の意思は薄いといわれています。でも作品のキモが伏線の張り方とその回収が主だったものである以上もし完結させたいのならば、さらに相当数の話が必要だと思います。ぐだぐたして終わらせてしまうよりフェードアウトした方がいいのじゃないのかな思わなくもない。

単に私が洋ドラ慣れしているから、こういう受け止め方が出来るというだけだろうか。*2



涼宮ハルヒの憂鬱 (角川スニーカー文庫)涼宮ハルヒの溜息 (角川スニーカー文庫)涼宮ハルヒの消失 (角川スニーカー文庫)

*1:元はニコニコからですよ、すいませんね

*2:アメリカのドラマは、人気があればいつまでも続編を作り続けられるようなつくりで出来ていて、ワンクールの最終回は大抵が自作に繋がるように出来ている。でもだからといって、自作があるとは限らない。そんなこともあって、ストーリーが完結するモノはごく少数