符号化された表現の受け止め方

通称派遣村という区画が年末年始にかけて作られたところがあるようで。
呼称の意味合いとしては、雇い止めされた派遣労働者の年越しの為の宿泊対応を思わせるものですが、実際のその場を撮影された写真を見てみると、どう見ても山谷あたりから来たお客さんが多数お見えになられているようにしか見えない。インタビューに答えているような人も、"元不動産業"とかの人で全然派遣じゃ無いじゃんとか思ったり。
変なデモが召集されていたりで、活動に学生紛争的な妙な古臭さを感じています。去年だったか、少し前にあった西成警察署周辺での暴動も、地域とはあまり関係の無い首謀者が存在していて煽りまくっていたという事もあり、その筋のプロの方々も目線を変えてきたんでしょうね。

メディアは自分が使えたい事を伝えているという事を忘れて、伝えられているままに解釈していたら大きな思い違いをしてしまうような一件なのじゃないかなと思う。最近は新聞の凋落が伝えられたりもしていますが、元記事としてはいまだに新聞からのものが多数ですので。