防げることは防ぐ

そろそろ感染症*1の季節。
大阪府社会福祉協議会のなんかの研究会がノロの対応マニュアルを配っていた。最後のページに参考文献として、とある市の保健所の名前が記載されていた為、なんとなくググって見たらそれらしき文章がヒットする。中身をのぞいてみると8割がた同じような構成で、お前らは大学生のレポートのつもりかと。保健所の文章が児童施設とかも含めて、包括的に書かれていたのに対して、社協の文章はそのうちの各福祉セグメントごとに作り直していたという感じで。


ノロとインフルエンザが同時に発生した場合どうするか。ノロの場合は一旦感染が発生した場合でも、塩素による消毒や粉塵を抑えるような行動により、自助努力で蔓延を防ぐことが出来る。でもインフルエンザは一度発生してしまった場合、せいぜい該当者を隔離してタミフルを打つだけなので、具体的な行動をおこせそうにない。だからノロ対策を優先する。
死亡のリスクは同じくらいだと思うけど、インフルエンザの方が特効薬があったり十分な栄養で緩和できたりするからマシかもしれない。ノロの下痢は健常者でも相当衰弱するし、高齢者の場合の脱水症状はそれ自体が治療が必要なものだし。

*1:ノロウイルス・インフルエンザ