自分の金と人の金

コシヒカリ社債
現物支給とはいえ、この類には伝統的な和牛商法とかがありますので、私募債券とはいわずちゃんと財務局に届け出て正々堂々とやって欲しいように思います。
農業というのは必ずしも安定した生産が出来るものではないので、今までは生産者側が価格変動リスクをかぶっていましたが、今回の形態は、出資者が口数に応じたのリスクを負う形になっています。出来た出来ないの判断は簡単ですが、米は品質による価格差が非常に大きいので、配当を受けた10キロの現物が期待した品質のものであるか、また、品質を維持する為の担保としてどういったことを行っているかということの証明が必要であるように思います。
そんなのめんどくさいよと感じるかもしれませんし、俺が作っているんだから大丈夫だよというのもあるかもしれません。でも他人のお金を預かるということはそういうこと。
現状では、うまくいっている状態の詐欺商品と区別がつかない為、さらに一歩踏み出した展開を期待したいと思います。