本気具合

Amazonの1クリック特許が再審査の結果、無効に
お国柄として自由を体現する国でもあり自由競争がモットーとされていますが、お上が何もしてくれない*1という状況もあり、市民活動というものがとても活発です。
日本でも消費者団体は存在しますが、実際に企業なりに対し起こしている行動はといえばよく分かりません。ユーザーとしての具体的な意思を持った団体としてはMIAU見たいな感じになると思いますがこれも現時点では政策提言です。
それがあちらの国では未来を語るなんていう悠長な話ではなく、実力行使として該当企業に直接働きかける団体が多数存在し、またそれらの団体に資金援助を行う機関もやはり多数存在し、本質的な意味での自由、つまり自分で何とかするということに対する理解の深さが違うように思います。
AMAZONのワンクリック特許については、多数の企業が苦々しく感じ、また、そのアイデアの新規性について疑問を感じていたと思いますが、1企業が単独で行動を起こすメリットがない以上行動がありませんでした。今回の氏の行動については実際の行動に出るという形について、ワンクリック特許自体もあちらの国らしい事象でしたが、ユーザー側の行動もらしいなぁと感じた出来事でした。

*1:ロビー活動をしないと