監査法人第5話

HDDレコーダで見ているので時間差。やはりハゲタカみたく、あれこれ妄想しながらニヤニヤするところがあまりなくて寂しい。
今回のネタはフランチャイズ展開の加盟金の取り扱い。まあ和牛商法とかの感じか。規模が小さければ実物を伴った商売でやりとおせるけど、イザ上場を目指そうとすれば、儲けなければいけない理由が出来てしまうからな。この話のドーナツの場合、お店さえ出せればそれなりに売り上げが立っている分良心的だなぁとふと思う。現実なんて、某フードシステムとか有り得ない出店後の売り上げ計画を提示していたりするぐらいだし。
ドーナツ屋社長の不自然さが、逆に当時の足元おぼつかない資本市場を表しているようで自然な感じがした。
主人公の家庭生活があまりうまくいっていないことを現しているシーンがいくつかはさまれていたけど、本編にまったく絡んでいたいところが逆に凄い。悩みや葛藤から、少しずつ成長していく様をそろそろ見せて欲しいけれど一向になく、厳格監査厳格監査と。