利用者の本音

ここ2日ほど講義に参加。疲れた。
そこにいた福祉の実務者が集まって話をしていたが、愚痴りまくりなことこの上ない。なぜかそのうちの一人にリハビリ医が混ざっていてそれもびっくりしましたが*1
要介護者に対する援助ではなく、要支援者についての話が大半。私自身は施設の経験が大半なので、要支援者については正直考えたことが無かった。
介護保険には、予防介護という医療保険と違い予防に対する給付が存在します。まあ認知症になったり、車椅子になったりする前にトレーニングとかしておけば要介護者になりにくいだろという理屈。ただ実際には措置から契約という風に、契約主体が変化してしまっていた為、利用者本人からのニーズがなければ予防介護もくそもない。老人はそういうケアは嫌がるという話。なんというか統計データとしてみると予防という考え方は意味があるかもしれないが、実際の個々の生活にまで落とし込むと、本人のニーズにないは、必要でない人にまで予防してしまうはで、保険給付削減としての意味まで入り込んでしまう。


まあなんだ、座席は前の方に座るもんですね。

*1:字が汚いので「医者みたいなニーちゃんだ」とおもっていたら、実際そうだった