頭の中身

資産の運用にさいして、未来が読めない以上過去のパフォーマンスというものはあまりあてにならないものであり、むしろどういうスタンスで運用に望んでいるかが将来にとっては大事な事です。頭が良い人・口のうまい人が表現することでそれが伝わる場合もありますが、その人個人が現時点でどういう資産を保有しているのか確認することができれば、これほど正確に該当者の現状認識を感じとれるものはありません。
政治家には地位によっては資産公開が存在し、村井仁・長野県知事の資産公開。からその意図が読み取られています。長野県知事が長野県に不動産を保有していないのは、切実な現状認識としてはむしろ分かっている部類かもしれません。土地というのは良い場所は何をやってもうまくいき、悪い場所は何をやってもうまくいかないものです。株式と違い流動性がそれほどあるわけではないので、個別の銘柄でなにどこを保有しているかというよりも、どこの不動産を保有しているか*1ということのほうが、関心ごととしては高いと家もいます。

*1:相続によるものもありますが