本気と片手間

日本の軽自動車の代表的なメーカーとしてスズキとダイハツがあります。今まではスズキが年間販売台数で首位をキープしていましたが、2社の今年の販売計画から19年はダイハツが首位になる見込みとの報道がありました。ダイハツにとって喜ばしい事かも知れませんが、スズキ自体は数年前から軽自動車については減産*1の方向にあり、18年については本当に減産を行っています。
2社の販売台数は非常に拮抗しており、また、ダイハツは積極的に販売攻勢を仕掛けていましたので、18年で順位が入れ替わるものと思っていましたが、残念ながら順位入れ替えは次年まで持ち越しとなりました。

かつてトップダウンで販売店に回るドブ板営業を行いつつも、いつの間にやら、その実片手間でやっているところと、購入層を格下に見つつ、商品を買ってもらえる層がその格下の層でしかない所では、同じ数字でも意味合いが違うでしょう。

*1:生産能力を普通車に