タレント

通販生活と言う有料の通販専門誌を購読しているのですが、最新号の記事中にタレント議員に対する意識を読者に問う企画があり、タイミング的に感慨深いものがあります。東国原氏は事務所から契約を抜けており、一応ヒラの状態で活動されていましたが、タレント政治家と言う括りではあると思います。(議員ではありませんが)
タレント議員の場合、できるだけ担がれた議員が馬鹿であればあるほど、担いだ政党にとってどうとでもできる議員が出来上がるため、集票の都合もあわせて安易に登用してしまう傾向があります。それに比べて首長の場合、立候補自体は勝手にできますが議員と違い地方行政の長として実務能力が必要となりますので、政党はわざわざ馬鹿を担いだりはしましません。
長野県の前知事が政治家としての実務を経験することなく首長の座に就かれましたが、それ以前からも政治活動自体は行っていたし、バックを取り巻きによるフォローで支えていたので、自分の立場と言うものを見つめることができる環境があったと考えます。今回の東国原氏は、政治実務は初めての状態でもあり、また、言う所の味方がいっこうに見られない状態での首長活動になりますので、果たして動きが取れるのはいつからになるのかなぁと感じています。